どうもUTOです。
今回は、二世帯住宅のお話の続きです。
まだ読んでいない方は、こちらもどうぞ。
二世帯住宅という選択肢①
二世帯住宅という選択肢②
二世帯住宅という選択肢③
二世帯住宅という選択肢④
二世帯住宅という選択肢⑤
二世帯住宅という選択肢⑥
二世帯住宅という選択肢⑦
二世帯住宅という選択肢⑧
二世帯住宅という選択肢⑨
前回は開き戸と引き戸(バリアフリー)のことについて書きましたが、
今回は段差に関して書こうと思います。
二世帯住宅となると、段差も気になってくるポイントです。
段差
段差とは・・・
道路・通路などで、段のようになっている所(の高低差)となっており、
普段どこにでもある光景です。
ただし、バリアフリーや二世帯住宅という風に考えると、
段差も隅に置いておけない重要な点です。
段差のメリット
段差のメリットというと何かな?と思いますが、
家づくりでは段差を利用する工夫が色々あります。
今回は少しだけ紹介したいと思います。
小上がりを作って、下に収納することができる。
小上がりとは一段上がった場所になりますが、
その下に収納を付けることで、収納スペースを確保することが出来ます。
※ここで注意ですが、一条工務店では小上がりが出来ません。
床暖房の影響もあるのですが、小上がりのような大きな収納を含めた
スペースは床暖房のセンサー感知に影響があるらしく、できませんという事でした。
詳しくは営業の方か設計士の方に確認お願いします。
ステップフロアを作って、収納する。
段差でメリットというと、ステップフロアが代表的な例になりますが、
1.4m以下の高さならステップフロアとして活用でき、
2階建の家でも疑似的に?3階建のようなフロア構成ができます。
※ここでも注意点ですが、一条工務店はステップフロアを採用していません。
私も確認したんですが、構造上ステップフロアを行うと耐震強度に問題が
あるということで、一条工務店では採用していません。
これはあくまでも一条工務店の話なので、
他のメーカーさんはやっているところが多いです。
バリアフリーで段差をなくすか、収納重視で段差を付けるかは
それぞれのご家庭の事情を考えて計画していった方が良いと思います。
段差のデメリット
さてさて、ここからは段差の問題点を書いていこうと思います。
高齢者は躓きやすい
高齢者は少しの段差でも躓いてしまったり、
それによって転倒してしまうと骨折だったり、
大きな怪我をしてしまう可能性があります。
そのため、出来るだけ段差がない方が高齢者に対しては
優しいお家になります。
子どもも躓きやすい
実は子供も同じことが言えるんです。
少しの段差でも1~2歳は本当に目が離せませんし、
ほんの少しの段差でも転んだりします。
前を見ているようで見えていない時期のため、
段差から落ちてしまうとかいうことはよくありますので、
段差を付ける場合には注意が必要です。
車いすが通れない
ここが一番よく聞かれる所かもしれませんが、
車いすは段差があると本当に大変です。
介助者がいても女性であれば、結構大変になりますし、
段差がない方が絶対に車いすに対しては優しい家になります。
最後に
色々お話しましたが、
今の家は段差を有効に使う工夫が多くあります。
高齢者がいない場合は収納を確保するために、
段差を利用するのもいい手かもしれません。
ただし、高齢者がいる場合や一条工務店で建てたい場合は、
(一条工務店はステップフロアを採用していないため)
大き目の段差を付ける場合には良く確認してからつけることを
お勧めします。
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