脱・生乾き!部屋干しと住まいの性能の関係を解説!(一条工務店のYouTubeで紹介されていたことをまとめます)

家について

部屋干しと住まい

洗濯物を外で干すよりも実は部屋干しのほうがいいことがありますが、生乾きのにおいは嫌ですよね。

一条工務店の公式YouTubeに部屋干しと住まいについて紹介されていました。動画は公式ページからご覧ください。

そこで今回は、雨が多い日本で、部屋干しをしっかり乾かすための性能が紹介されていましたので、まとめました。

換気システム

皆さんは洗濯物を干すときは、外干しですか?部屋干しですか?

確かに晴れていれば、外で干す方が多いと思います。しかし、最近は部屋干し派も一定数いるそうです。そんな私も部屋干し派です。ここからは部屋干しのメリット・デメリットを紹介します。

部屋干しのメリット

実際に人通りが多いところだったり、外から見られるのが嫌な人は部屋干しが多いと思います。また、天気を気にせず干せるところもいいですよね。日本では1年の3分の1が雨で洗濯を干すには適さない天気が多いのです。また、外では、埃や花粉、PM2.5などが多くのアレルゲンがついてしまいます。紫外線での衣服のダメージも防げます。

部屋干しデメリット

ただし、部屋干しにもデメリットがあります。部屋干しは部屋干し臭と呼ばれるにおいが発生することがあります。これは、生乾きの洗濯物の中で繁殖するモラクセラ菌という菌が原因です。最近は、洗剤や柔軟剤に部屋干し用として菌の繁殖を抑える効果をプラスした商品も出ています。

ちなみに、我が家でもこちらの部屋干し対策の洗剤を使っています。

こちらは詰め替え用となります。

一気に購入したい方はこちらもおすすめです。

ただし、一番の対策は、生乾きにならないようにしっかり乾かすことなんです。

室内で洗濯物を乾かすときは、風通しと湿気対策が重要

室内での風通しを良くする方法としては、換気システムが挙げられます。最近の住宅は24時間換気システムの設置が義務化されているので、家じゅうの空気が2時間に1回は入れ替わるようになっています。

しかし、換気システムにも部屋干しに適しているものとそうではないものがあるんです。

第3種換気

この換気システムは絵のような換気システムになっていて、排気口の部分にファンがついていて、室内の汚れた空気を外に出し、吸気口から外に出した分の空気を吸うという換気です。このシステムは、換気は出来ているのですが、吸気口から湿気が侵入して、湿気対策が出来ないのです。

第1種換気

このシステムは絵のようになっていますが、排気側、吸気側それぞれにがんがついていて、空気を入れ替える力が強いのが特徴です。そのため、目の細かい高性能フィルターを付けることが出来、花粉やPM2.5などの侵入を防ぐことができるのです。一条工務店はさらに、熱交換換気システム(ロスガード90)を採用しており、熱交換ユニットという部分が家の外と中の温度と湿度を交換してくれています。特に湿度は、外のじめじめした空気と中の乾いた空気を交換しながら換気をしていて、湿度交換効率約80%以上となっています。(一条工務店計算値)そのため、外が雨の時や梅雨のジメジメした日でも無駄な湿気を取り込まずに換気ができます。

全館さらぽか空調

一条工務店は、全館さらぽか空調というものがあり、湿度交換はもちろん、さらに積極的に家じゅうの湿度を自動で管理してくれる全館空調システムです。デシカントという空気中の水分を取り乾燥させるという最新技術が使われています。そのため、換気しながら家じゅうの湿度を自動でコントロールしてくれるのです。なので、エアコンが無くても湿度に悩まされることはないそうです。

この技術は私の家の施工時にはなかったので、とってもうらやましいです。夏場はエアコンを使いますが、自動で湿度をコントロールしてくれるのでとてもいいですよね。

このデシカント技術は、効率良く快適に喚起ができるので、大型ショッピングセンターやビルの施設などで採用されています。

機密性能

換気システムに次いでもう一つ部屋干しに必要な住まいの性能があります。それは、機密性能です。機密性能とは、簡単に言うと家の隙間がどのくらいあるかということです。湿気は隙間からも入るので、家に隙間が多いとその分入る湿気も多くなります。隙間というと、虫が入ったりとかネズミ?とか大きい隙間を想像するかもしれませんが、1つの隙間でそんなに大きな隙間は最近の住宅ではあまりありません。今回紹介するのは、家じゅうのすべての隙間面積の合計値です。一般的な住宅の隙間は、はがき10枚分以上とも言われます。高気密・高断熱住宅の隙間でもはがき5枚程度から1枚以下まで様々で、施工方法や施工精度でばらつきがあります。

そこで、家を建てている間に、機密測定を依頼することがポイントになります。

この機密性能が良ければ、外の湿気は入り込まないのはもちろん、先ほどの換気システムも計画的に働きます。また、エアコンや除湿機の効きもよくなり、電気代の節約にもなります。

まとめ

部屋干しだけでも住まいの性能で大きく変わります。毎日の暮らしを便利に快適にそして省エネにするためにも大切です。

部屋干しを快適に行うために大切なポイントは

換気システム

機密性能

ということでした。

最後に

今回は部屋干しについてお話ししましたが、一条工務店の換気システムや機密性能は早干しだけではなく、日ごろの暮らしを快適にするとても良いい性能になります。また、今は、全館さらぽか空調もできるので、一軒家を購入予定の方は検討してはいかがでしょうか。

 

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