快適な眠りとは?眠りと住まいの性能関係を解説(一条工務店のYouTubeで紹介されていたことをまとめます)

家について

眠りと住まい

普段眠っている間に、私たちの体は日中の疲れやストレスを癒して体を整えています。そのため、なんだか調子があがらないと感じたときは、ぐっすり眠れていないというサインかもしれません。

一条工務店の公式YouTubeに紫外線と住まいについて紹介されていました。動画は公式ページからご覧ください。

そこで今回は、眠りと住まいの関係が紹介されていましたので、まとめました。

温度と眠りの関係

皆さんは夏の暑いとき、暑くて目が覚めることや、エアコンがききすぎていて寒くて起きることはありませんか?また、冬はさむくてなかなか寝付けない、朝、なかなか布団から出られないといった経験はありませんか?

家の中の温度は私たちの生活に大きく関係しています。そのため、起きて活動している間だけではなく、眠っている間の温度・空調管理を整えるかが大切になってきます。

しかし、エアコンをつけっぱなしや、ストーブをつけっぱなしもあまりよくありません。そこで、家づくりに大切なのは、魔法瓶のような家をつくることが大切になります。魔法瓶や水筒などは、夏は水筒の飲み物は冷たいまま、冬もずっと温かいままです。これは水筒に外の温度が伝わらないことと、中の温度を逃がさない工夫がされているということなんです。

例えば、夏だと冷蔵庫からだしたばかりのペットボトルはすぐにぬるくなりますよね。そのため、いくらエアコンで冷やしても温度の影響を受けやすい家は涼しさを保つのが難しいことになります。

これから、眠っていても快適にできる住まいのポイントを紹介します。

窓の断熱対策

夏、家にどのくらいの暑さがはいってくるかというと、
天井:11%
換気口:6%
壁:7%
床:3%
窓:73%
となり、ダントツで窓から暑さが入ってきます。

そのため、住まいの暑さ対策をするためには、まず窓の対策が重要になってきます。これは夏だけではなく冬も同じことが言えます。冬に窓の近くにいると、じわじわと寒さが伝わることありませんか?これも窓から冷たい温度が入っている証拠になります。そこで窓の断熱性能を上げることが重要になります。

窓の種類の差

窓の種類の差で断熱性の差も大きく変わります。ガラスは熱を通しやすい素材なので、ガラスよりも熱を伝えにくい空気の層をガラスとガラスの間にいれることによって熱が通りにくくなります。そして、窓の枠ですが、一般的によく耳にするのは、アルミサッシですが、アルミは軽くて使いやすいのですが、とても熱を通しやすい金属なんです。

しかし、樹脂サッシの樹脂はアルミの1000倍も熱を通しにくいので、いまとても注目されています。このように窓の枠と窓の層によって断熱性能が大きく変わります。

そこで4つの種類のまどを置いてどの窓が一番暖かいかを検証してみたところ、
①ペアガラス+アルミサッシ
②ペアガラス+(アルミ+樹脂)サッシ
③ペアガラス+樹脂サッシ
④トリプルガラス+樹脂サッシ

の中ではサーモグラフィで確認したところ、④が一番温度が高いという結果になりました。

断熱材

家の壁などには、住まいに熱や寒さを防ぐ断熱材が入っています。その仕組みをグラスウールを使って紹介します。皆さんが冬にダウンジャケットを着ますよね。ダウンジャケットにも空気をためた層があります。その層を作ることで熱を外に出さない仕組みになります。空気は熱を通しにくいという性質があります。

グラスウールが昔は主流でしたが、今は様々な種類があります。

①グラスウール
②ロックウール
③発泡ウレタンフォーム
④硬質ウレタンフォーム

硬質ウレタンフォームは、見た目は発泡スチロールににていますが、身近にも良く使われています。例えばカップ麺のカップなどがそうです。冷たいものでいえばクーラーボックスの外側に使われます。

グラスウールと硬質ウレタンフォームでは、約2倍の性能が違います。その理由は2つあります。
①ウレタンフォームは熱を通しにくい樹脂の仲間であること、グラスウールはガラスの仲間なので、素材の差があること。
②ウレタンフォームは顕微鏡で見ると無数の気泡があり、空気をしっかり抱え込んでいるので、安定した断熱効果がえられるのです。

ちなみにグラスウールは綿上の性質なので、水分を吸い、何年もたつとカビが生えたり、型崩れして性能が落ちます。

このように断熱材で住まいの性能を高めていけば、冷房や暖房のつけすぎで、危ないということもなく、少ないエネルギーでぐっすり安心して眠れます。

大きな道路の近くでは車の音が良くします。この音が聞こえる中で、ぐっすり眠れない人も多いでしょう。

夜でも家の外では、色々な音が発生します。そのため、遮音性能が優れた家が重要になります。

窓を閉めても音が入ってしまうのですが、その原因は窓の隙間なんです。

アルミサッシは一つ一つの部品を組み立てて作っているので、ほんの少しの隙間ができます。しかし、樹脂サッシは枠通しを溶着するので、隙間が生まれなくなります。また、引き違いはサッシとレールの間に隙間ができて、音が侵入しやすいのですが、一条工務店の窓は、機密材を付けた二重シールドを採用しています。

もう一つはガラスです。

窓の遮音性を上げるためには暑さが異なるガラスを組み合わせることが重要になります。同じガラスの厚みを採用してしまうと、共鳴してしまい、音が増幅して返ってよくありません。それをコインシデンス効果と言います。厚みが異なると音への響き方が異なるので、共鳴が起こりにくくなり、枚数を増やしたことへの遮音効果が得られやすいのです。

 

まとめ

窓の性能を上げることは、外の寒い空気と気になる音をどれだけ防ぐことが大事になります。そうすることで、心地よい眠りとさわやかな目覚めが出来るのです。最後に眠りと住まいの関係で大切なのは、

温度と音

ということでした。

最後に

 

今回は眠りについてお話ししましたが、一条工務店の窓は、断熱効果もあり、音の遮音性も大きいです。もし、音や外気が気になる場合は、一条工務店も検討してもいいかもしれません。

 

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